「天外魔境」シリーズ第3作目となる「天外魔境III NAMIDA」が、いよいよ東京ゲームショーでベールを脱ぐぞ!
前回の東京ゲームショーではほんの一部しか紹介されなかったが、今回は「天外魔境III」をメインに置き、ハドソンブースはまさに「天外」一色!?そこで、「天外魔境III」アシスタントプロデューサーの三上さんに気になる現在の開発状況や東京ゲームショー2004の出展内容等を聞いてきたぞ。これを読んでから、ハドソンブースに来れば100倍楽しめる事、間違いない!
   

三上: 全体の7割程度が完成してきました。少し前まではゲームを構成するのに必要な設計書を用意して、そのデータやCGの作成を依頼するのに追われていたのですが、現在はそのデータがどんどん完成し、プログラマのところに集まってきて組み合わせています。今まではパソコンのツール上でしか見られなかったCGなどが、PlayStation2の画面で動き始めているので、あらためてスタッフがコツコツと作ってきた「天外魔境III」が完成してきているという実感が沸いてきています。
   

三上: 今までの天外魔境シリーズはセルアニメで表現していましたが、「天外魔境III」ではフル3DのCGで構成されています。ただ、3Dといってもリアルさだけを追求するのではなく、美術監修の辻野さんが描くキャラクターデザインを活かし2Dアニメのテイストを3DCGでうまく表現する事を目指して作りました。
   

三上: 2Dの対面バトルの時は敵の姿しか見えなかったのですが、3Dにしたことで自分の仲間キャラも常に画面上に登場し、動きやセリフを多彩に演出できるようになりました。敵の大群の中に飛び込んで一気に蹴散らしていく豪快で迫力のあるバトルが楽しめると思います。
   
三上: 最近だと先ほども話したように、多い時で200人以上のスタッフが作ってきた大量のCGデータなどが、どんどん集まってきて、それをまとめるだけでも大変ですし、それらを組み合わせると設計ミスできちんと合わなかったり、指示がきちんと伝わっていないで作っている人がいたりして、さっきも開発現場では「なんで、サツマイモの畑が荒らされているんだ!」って、怒鳴りあっていました(笑)。
   
三上: まず、ゲーム中のイベントシーンやムービーを盛り込んだ最新映像を上映します。あと、会場で実際にプレイして遊べるような試遊台も設置します。体験プレイしていただいた人には、「天外III」グッズもプレゼントしますよ。
   
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三上: イベントシーンなどは最新映像の中でご覧になっていただきますので、試遊台ではバトルシーンを中心に遊べるようになっています。ストーリー序盤のダンジョンの中で、いろんな敵と戦え、思う存分迫力のバトルシーンを味わうことが出来ます。
   
三上: 「天外魔境III」は、天外シリーズの特色でもあるドラマチックなキャラクター達が、壮大なストーリーを展開していきます。もちろん今までの天外シリーズを遊んだことがない人でも楽しめる、シリーズ最大の作品になりますので、みなさん楽しみに待っていてください。
また、その一部を東京ゲームショー2004ハドソンブースで体験できますので、ぜひご来場ください。スタッフ一同お待ちしております。
   
   

來源網站:HOSON H.D.exp vol.17
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